5 月 10 日（土）から 15 日（木）まで、小田原三の丸ホール展示室において第8 回游刻会展が開催されました。
開成游刻会が通常 2 年ごとに開いている刻字展です。

今回は、一般の人に刻字に親しんで貰おうと彩玉ボードを用いた刻字体験コーナーを設けました。
12 名の方が参加し、それぞれ好みの文字を書き、はがき大（又は半分）の彩玉ボードに写し取って彫刻刀で彫るという1～2 時間の工程を楽しみました。

11 日（日）には、中国の広西芸術学院から大学院生の劉源氏を代表とする一行 5 名の来訪がありました。
劉源氏は、同行の張明学教授と共に上野の森美術館で開催された書道展に出品していましたが、刻字にも関心があり、来日期間に開催中の游刻会展を訪問することになったのです。
道中箱根路の渋滞で到着が遅れるなど短時間の訪問となりましたが、劉源氏ほか 2 名に彩玉ボードによる刻字を体験して貰うなど、刻字を通じて中身のある交流が出来ました。

展覧会の模様は、地元のタウン紙、神静民報にも紹介されました。