展覧会報告

第3回韓中日書芸教育交流展2025

日     付
2025/08/05 ~ 2025/08/07
開 催 場 所
淑明女子大学展示ホール
住     所
100 Cheongpa-ro 47-gil, Yongsan District, Seoul, 韓国

第3回韓中日書芸教育交流展2025
が 8月5日(火)から7日(木)ソウル市内の淑明女子大学の展示ホールで開催されました。
千歳会からは、渡邉佳苑が参加いたしました。

この展覧会は日本、中国、韓国の書道教育に携わっている教員が中心になっている展覧会で、日本では東京学芸大学書道科の卒業生の会、硯心会に事務局があります。3つの国で交代で展覧会と書教育に関するシンポジウムを開催しています。

今年は韓国で開催のため、8月4日に成田国際空港から仁川国際空港に向けて出発、5日に交流展の会場となるソウル市内の淑明女子大学を訪問、開幕式に臨みました。

各国代表のご挨拶のあと、揮毫会が行われ、日本からは渡邉佳苑が担当しました。

 

開幕式後は、金香美教授のご案内で、大学内の美術館を見学、韓国の伝統文化を拝見、その後展示ホールで開催の交流展を見学しました。

 

 

その後会場を移して、韓中日教育シンポジウムが開催されました。
日本からは茨城大学と千葉大学から書写教育の研究発表が行われました。
シンポジウム終了後、3国とも小学校での書写教育の大切さを再確認しました。

 

交流展やシンポジウムでは、淑明女子大学の学生や院生の方々にお手伝い頂き、若い世代のエネルギーに触れることが出来ました。

 

公式行事のあとは、韓国伝統の松煙墨製作所を訪問、墨の作り方を現場で案内して頂きながらの見学や、韓国の近現代の書写の教科書を全て保管していらっしゃる元大学教官の私邸を訪問、実物を拝見出来る貴重な機会を得ることが出来ました。

 

他日には国立中央博物館や秋史博物館の見学、仁寺洞での文房四宝の買い物など、充実した内容の旅行でした。





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